「おやじ秘伝のガーリックソルト」

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塩をベースに、ガーリック粉末、ハーブ、香辛料などを
配合した、いわゆる「クレイジーソルト」の一種です。

この手の商品は多数出ていますが、割と本格的な
西洋料理の味付けが簡単にできる一方で、なかなか
普段のおかずには馴染まないハーブの香りが強い
ことが多いように思います。

この「おやじ秘伝のガーリックソルト」は普段のおかずの
味付けに向いています。和風、中華風から「洋食」風
まで、ごはんに合う日本のおかずの味なんです。

パン粉、少量の粉チーズと一緒に豚肉や鶏肉に
まぶして焼けば、お弁当にぴったりの和風香草焼き。

小麦粉と一緒に白身魚にまぶして焼けば、ごはんに
よく合うムニエル。

肉料理の付け合せの野菜炒めも、このガーリックソルト
だけで味付けOK。

おすすめは塩焼きそばです。スーパーで売っている
普通のソース焼きそば、作り方は同じで、味付けを
ガーリックソルトに黒胡椒少々にするだけで、居酒屋
ふうの美味しい塩やきそばが簡単にできます。

うーん、やっぱり雑貨の紹介はショップチャンネルふうに
なりますね(笑)
でもほんとおすすめです!
「くたびれてて味付けとか考える余裕がない」っていう
ときに、これを振って焼けば格好つくのが大助かりです。

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森見登美彦「有頂天家族」

かつて京都中にその名を馳せた偉大な狸には
四匹の息子がいた。四匹は父の特徴を仲良く
四つに分けあって受け継ぎ、それゆえ「父の
偉大さに迫ることのできなかった残念な息子達」
との評判をとっていた。

聡明だがパニック気質の長兄、やる気のなさの
あまり蛙に化けて狸に戻れなくなった次兄、化ける
才能を浪費して遊び暮らす三男に、気弱で人に
化けるのもままならぬ末弟。

往年の大天狗だの、美貌の半天狗だの、あくどい
叔父狸に意地悪で間抜けな双子の従兄狸、
さらには「金曜倶楽部」なる謎の人間集団まで
加わって、京都の街がてんやわんやの大騒ぎ!

どたばた妖怪コメディー連作小説。

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「今年の年末に気楽に読める本ある?」と聞かれたら
まっ先にこれを挙げます。

映画のような小説が数ある中、この小説はアニメのよう
です。良い意味で荒唐無稽で、映像的なイメージに
溢れています。

宝塚ファンの母狸が美青年に化け、息子狸が娘役ばりの
美少女に化けて連れ立ってビリヤードに出かけたり。
半天狗の美女と老教授と狸が夜の京都を屋根伝いに
散歩して紅葉狩りに出かけたり。
映像的で美しくかつユーモラスなシーンがちりばめられて
いて、想像しようと努力しなくても、頭の中で「活動漫画」
が展開していきます。

悲しいシーンや怒りに満ちたシーンもどこかユーモアが
あって心楽しく読めるのもおすすめポイントです。何しろ
登場人物たちが愉快すぎるので、深刻な話になりえない
のです。

私の好きなキャラクターは二男の矢三郎。すべてにおいて
やる気がない。「息をするのも面倒くさい」と言って母を
怒らせる。怒った母に川に投げ込まれるも「助かるのも面倒
くさい」と言ってそのまま川を流れていく。ついには狸で
いるのも面倒くさくなって、蛙に化けて井戸に移り住んだ
ところ、いつの間にか狸に戻る術を忘れて仕方なく蛙として
暮らしている。もうこれだけで好きで好きでたまらない
キャラクター造形ですが、実は彼にも二重三重の事情が
あって・・・これ以上は本書を読んでのお楽しみ。

京都のうだるような夏に始まって、最後の話は初詣の
シーンで締めくくられるので、季節的にも今がうってつけ。
今年をのんびりと振り返りつつ、くすくす笑ったりほろりと
したり、こたつで気楽に読むには格好の一冊です。

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旗の台「でら打ち」

名古屋式のこしの強い太麺で、カレーうどん、味噌煮込みうどん、
ぶっかけうどんを三本柱に、本格派うどんを提供する店。

食べログ紹介ページ

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まず書いておきますと、「食べログ」の口コミ評価で「ボケた味」
という感想は、何かの手違いだと思われます。
ここの味噌煮込みうどんは最高です!

母方の祖母が名古屋で生まれて岐阜に嫁いだ尾張っ子で
ございまして、名古屋式の味噌煮込みうどん、『味噌煮込み』は
私にとって祖母の思い出の味です。

濃い出汁に濃い赤味噌の味付け、ぷりぷりの鶏肉、半熟玉子、
しいたけになるとにほうれん草。そして、他の土地の人からすると
「え?これ、生煮えなんじゃないの?」ってくらい歯ごたえのある
こしの強い太麺。

なかなか東京ではお目にかかれない『味噌煮込み』ですが、
ものすごくものすごーくありがたいことに、近所に名店があるの
です。それがこの『でら打ち』です。

カレーうどんが有名らしいです。他のお客さんはカレーうどんを
よく注文されています。

ぶっかけうどんもおいしいです。つるっつるもっちもちの麺に
たまり醤油の味付けが、夏場なんか最高です。

が、私がいつも頼むのは『味噌煮込み』。だって、ほかのメニュー
に浮気する余裕が生まれないほどに、ここの『味噌煮込み』は
美味しいんです。

でも、どんなふうに美味しいかはあんまり教えたくない・・・だって
『味噌煮込み』は一日限定10食なんですもの・・・。

ひとつだけ言っておくと、目の前にぐつぐつ煮え立った土鍋が
運ばれてきて、まずスープを一口含んだときの、ほっぺたが痛く
なるくらいの出汁の旨味、そのあとにくる赤味噌の酸味、そして
その二つが溶け合った甘くて辛くて熱くて美味いあの味。あれを
味わうことができなくなったら、今の土地に住んでいる楽しみは
3割減です。

前述のとおり、カレーうどんやぶっかけうどんも定評があります。
四国ブームで「こしのあるうどん」というジャンルもだいぶ定着
しましたが、ここのはほんとに格別です。いまだに「うどんって
なんかぐにゃぐにゃして、風邪ひいたときの食いもんだよな」
なんて仰る、気骨ある殿方に是非カルチャーショックを受けに
行っていただきたい、が、『味噌煮込み』は一食分だけ残して
おいてほしい私のために。そんなお店です。

月曜定休、東急線旗の台駅から徒歩2分です。

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嬉しい褒め言葉

先日、ある映画監督に「おかしな芝居をしない」と言っていただきました。
自分でも意外なほど嬉しく感じました。
あんまり喜びすぎて、いつも褒めてくださる別の監督に「俺、いつも褒めて
るじゃん、『可愛い』とか『上手い』とかさあ…」って拗ねられてしまいました。
すみません・・・。



おかしな芝居をしない。
邪魔にならない。
馴染んでる。



最近、言われて嬉しい褒め言葉ベストスリーです。
いい傾向なのか見当外れなのか、何年かたたないとわからないことですが、
元来目立ちたがりに過ぎる自分にはちょうどいいと今は思っています。

そんなわけで、『アフタースクール』に出ているムロツヨシさんに釘付けです。
おかしな芝居をしない、邪魔にならない、馴染んでる、でも印象が強烈。
これからも注目し続けたい俳優さんです。

内田けんじ「アフタースクール」

母校の中学校で教師をしている神野のもとに、元同級生の島崎と
名乗る男が現れた。島崎は、やはり神野の同級生である木村を
探しているらしい。ところが、その木村は、神野としょっちゅう会って
いる間柄ではあるものの、昨日から姿を消しており・・・!?

甘く見てると騙される。巧妙に張り巡らされた伏線がラストで一気に
真相を紡ぎあげる、ノンストップトラップコメディー!

公式サイト

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これ、ほんと、あらすじをまとめるのも難しければ、ネタばれしないで
おすすめするのも難しいです。あらゆる画面に映るものとすべての
音声が伏線である、と言っても過言ではありません。

「運命じゃない人」の監督が、売れっ子ばかりをキャスティングして
撮った第二作目、一抹の不安がありましたが、確実にそして格段に
一作目よりエンターテイメント性を増し、複雑になり、つまるところ
めっちゃくちゃ面白いです。

一度観てすべてを知ったあとでもう一度観るとさらに面白い。その上で
主演の大泉洋と監督の内田けんじのオーディオコメンタリーをオンに
して観るともっと面白い。最低3回は楽しめる大変お得な映画です。

ネタばれせずに紹介できるとしたら、オーディオコメンタリーくらい
でしょうか。あの口の達者な大泉洋に負けない強気さと強引さで
自分の作品の良さをしゃべりまくる監督がすごく面白いです。また
大泉洋も負けじと自分の演技の素晴らしさをしゃべりまくるんですよ(笑)
もちろん撮影秘話も豊富に語られていて、「このシーンのこの台詞は、
観客にはAと思わせないといけないけど、実はBという意味とCという
意味が含まれているから、その微妙なニュアンスを表現してもらうのに
苦労した」なんていうエピソードを聞くと、またさらに映画が面白く
見えてきます。で、4回目を観てしまう。

最近、各レンタル店でやっと旧作扱いになりました。
是非、一週間レンタルして、心行くまで巻き戻したり一時停止したり
しながらじっくり観てください。
あ、もちろん最初は普通に観てくださいね(笑)

公式サイト
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おもちゃ

  • Author:おもちゃ
  • 映画に出たり、舞台に出たり、おもちゃ楽器を叩いて歌ってみたり。そして毎日、ありあわせ料理に命をかけています。映像ユニット「六成青」所属です。
    好きなことばっかりしてだらだらと暮らす「おもちゃ」の記録。
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