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自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
先週、「B612」という公演を観てきました。公演はもう終わってしまったんですけど、好みの劇団なので書いてみます。

上手い俳優6人だけで作った劇団。で、客演を呼ばず劇団員だけの座組。上手い作品が出来上がるに決まってるんですけど、閉じてて面白くないこともありえる、のですけど、そうならずにちゃんと外に開かれてて、それはたぶんいい意味での隙というかデコボコ感があるからだと思います。えっと、みんな上手いんですけど、上手いの方向性が違うんです。キャラクターとかお芝居の質だけじゃなくて、得手不得手がバラバラ、なのかな。

1作品を1回観ただけなので、独断と偏見と失礼な表現に充ち満ちていますがお許しを。

橋本達也さん。ナチュラルとデフォルメ、自分と相手、全体、いろんなバランスを取るのがとても上手いです。人の台詞を聞いている姿がとても絵になります。

小林高之さん。天性の役者。華と稚気と可愛げ。稽古場での姿が想像できない、舞台の上にしか存在しない人なんじゃないかという空気感。器用さもありつつ、やっぱり稚気。

岡村 まきすけさん。華やかな容姿と、それに似合わない実直で真面目なお芝居。時々素になってて、そこが面白かったり。メンバーの中でこの人だけにょきっと大きいのがそれだけで可笑しい。

永山 盛平さん。ディズニーアニメのキャラクターみたいなこってり感をかろうじて地に足着かせる生活感。竹中直人的な。私と体格変わらないらしいのですが、舞台だとかなり大きく見えます。

宮本 正也さん。声がいい。とにかく声がいい。いい声をいくつか持ってて使い分けられる。それを武器というより自分で自分をパロディーするネタみたいにしてる。お芝居は余白が多め。

榎原 伊知良さん。容姿からしてものすごくうさんくさい。もうこのうさんくささだけで10分もたせられるといううさんくささ。面識ないのにごめんなさい。でも作・演出を担当されてるという事実にさらにうさんくささ倍増。

脚本と演出については、ちょっと行き届いていないような気がするところもあったのですけど、6人の俳優それぞれの魅力、取り合わせの魅力が素晴らしくて、夢中で観ました。そんなお客さん多かったと思います。爆笑じゃなくって共感の温かい笑いがとても多かったです。カーテンコールはもうちょっとでダブルコールになるとこだった、ダブルコールしたかったな。

あと、男優だけのお芝居って、やっぱり憧れます。自分が絶対できないだけに。(いや、女優だけのお芝居も好きだし、やりたいけど。)

次の公演もぜひ観たいなと思います。

THE黒帯のホームページはこちら
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花屋の女店長と、バイト君と、店長の亡夫=幽霊、の奇妙な三角関係のお話。

漫画も全巻読んでみましたが、アニメのほうがおすすめです。

普通、アニメって、絵が先にあって、それに声優さんが声を当てていくのですけど、この作品はプレスコといって、声優さんが先に演技して、それに絵を当てていくのだそうです。なので、間がリアル。芝居が生っぽい。アニメなんですけど、映画の良さと舞台の良さを兼ね備えてます。

何より声優さんの演技が凄いです。声だけでこんなに細やかに演技できるんだ!っていう。どうすごいかを書くとネタバレになってしまうので書けないのですが。

そろそろDVDになるらしいので、ぜひ観てみてください。

こういうの舞台でやりたいなー。

* * *

なんか色々思い返してみると、今年の夏は「愛してる」ばっかり言ってました。台詞です。基本的に恋愛パート担当することが多いですが、ストレートに「愛してる」なんて台詞はなかなかありませんので、かなりレアな感じでした。さらに「子ども欲しいの」とか「そばに置いてください」とか、ほんとストレートな台詞をいっぱいしゃべらせていただきました。

大勢のお客様の前で、面と向かって、ほんとは恋人でもなんでもない人に向かって「愛してる」とか言っちゃうって、役者ってほんとに変な仕事だなあと思います。正直、ものすごく恥ずかしいです。「愛してる」とかじゃなくても、人前でお芝居なんかするの、ものすごく恥ずかしいです。ばっかじゃないのー私、と思います。そういう感覚を大事にしたいと思います。

* * *

普段の生活では割としょっちゅう言います、「愛してる」。軽々しく言います。軽々しくないんですけど、ほんとに愛してるんですけど、軽々しく思われるくらいほぼ毎日言ってます。嘘じゃないので恥ずかしくないです。

「愛してる」って、昔は堅苦しい感じがしてあんまり好きじゃなかったんですけど、今はその堅苦しい感じが却って本気の証拠っぽくて好きです。うつくしい言葉だと思います。

* * *

震災のちょっと前に、「とうとう花粉症になったか!?」と思う症状が出まして、でも震災が起こってふと気づいたらおさまってまして、他にもそんな人がいまして、「身体が『花粉症になんかなってる場合じゃない!』って危機モードなのかもね」と話してました。数週間から数ヶ月で花粉症ぶり返した人もいましたが、私は結局おさまったままです。ありがたいんですけど、きっと未だに身体が危機モードなんだなあと思います。

実際、世の中は、私がのんきに芝居してる間もずっと危機的状況なわけで。

どうなっていくのか、とても不安です。できることはしているつもりですが、できることも限られているわけで。芝居なんかしてる場合じゃないと思ったり、芝居できるうちにしておかなきゃと思ったり、いろんなことをぐるぐる考えます。

せめて愛してる人にはちゃんと「愛してる」って言って生きようと思います。話が飛躍してすみません。

* * *

おすすめアニメと、雑文でした。

お陰様でエビス駅前バープロデュース「ライ・トゥ・ミー」、全日程無事終了いたしました。大楽はなんとトリプルコールいただきました、人生初です!終演後は、いつも以上にたくさんのお客様にお声がけいただきました。お客様に愛される作品に参加できて本当に幸せでした。

ご来場くださった皆様、応援くださった皆様、タイトスケジュールを助けて色々サポートしてくださった皆様、本当に、本当にありがとうございました。毎度のことながら家族にも感謝を。

* * *

さて、名残惜しく最後の共演者紹介です!打ち上げでやっとこ写真撮ったよ!!



共演者紹介は、劇中で商店街の名物姉弟を演じるこのお二人です。
稽古中にどんどんそっくりになっていって、観ててめちゃ楽しかった!

* * *

右・田中千佳子さん。あだ名は特になくて「ちかちゃん」「ちかこ」と名前でばんばん呼ばれる愛されキャラ。たまに役柄から「おねえさん」とも。
私は「ちかちゃん」とか「お嬢さん」とか呼んでます。

えっとね、まずこのチラシ写真を見てください。

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一番上がちかちゃんです。どうです、イイオンナでしょう。
が、今回はそんな姿、かけらも見せてません。にぎやかで元気な下町のおねいちゃんを演じています。今回の公演をご覧になった方がこのポスターを見ても、ちかちゃんだと気づかないでしょう。

なんていうかねえ、ザ・自由!
何やっても面白い!!
演出の広瀬さん、「千佳子と弥生さんは対極にいますねえ」と苦笑混じりに。

いや、でも言ったらね、今回のお話、ちかちゃんはどの役もできるんじゃないかな。

自由ってそういう自由です。可愛いコメディエンヌはいっぱいいますけど、ちかちゃんは美人もやれるし不美人もやれるしヒロインもやれるしコメディリリーフもできるし、普通の女の子もできる。どこへでも行ける女優です。

自分の出番の関係で、なかなか見ることのできなかった中盤終わりあたりのちかちゃんとみーちゃんのシーン、昨日の本番前の返し稽古で観ました。素敵でした。本当に素敵でした。打ちのめされたよ。

イイオンナ姿は今回封印ですが、コメディ全開且つシリアスも全開でお話をかき回してくれています。ほんと、あれいいシーンです。

たまに自由すぎて、稽古しながら自分の芝居に爆笑し始めたりして、でも爆笑してる姿が座組を和ませる、ほんとに愛されガールです。あっ、もちろん本番では一切ないです、そういうの。本人、「あたし、めっちゃ緊張しいなのよ」と言ってたけど、良い緊張なのでしょうね。

ちなみにちかちゃんにはお芝居についても色々相談したり、言ってもらったりしてます。なかでもめちゃ私のツボに入ったのが、

「弥生ちゃんの芝居にはポップさがないよね。一切ない。良い意味で。」

「なんつうか、大映?日活?日活ロマンポルノ?」

初めて言われたけど妙に納得。また、言ったあとに「褒め言葉だよ?」といっぱい説明してくれるちかちゃんが可愛かったのです。

大好きです。ちかちゃん。

* * *

さて、そのゼロポップ芝居を生かしてくれるポップ感満載の最年少俳優、左・竹内尚文さん!あだ名は「尚くん」とか「尚さん」。
私は「尚さん」呼びです。


座組のお母さんです。

書き間違いじゃありません。お母さんです。


最年少なんだけど、男の子なんだけど、なんだろうこの落ち着き。包容力。いろんな便利道具が詰まってるカバン。稽古場や楽屋、みんなのスケジュールをてきぱき管理しちゃう能力。困ったら尚さんに相談しろっていう空気が出来上がってる。

カバンも詰まってますがお芝居の引き出しも全部ぱんぱんに詰まってます。安定感抜群なのに、毎回新しくって柔らかくって、一番映像っぽいかもしんない。

今回はお調子者の役。テンション高くしゃべったり走り回ったりしてますが、ぜひ相手の台詞を聞いてるときの尚さんを観てほしいです。くるくる変わっていく表情がとても魅力的。尚さんを観てるとお話の流れが分かるくらいです。

コンパクトなお芝居も得意ですが、少年社中という、パフォーマンス性の高い劇団に属していて、華やかな体さばきも武器です。バーという場所柄、昼公演のときは暗転ができないのですが、暗転しないときの「暗転」中の尚さんは必見。見えちゃう暗転を「見せちゃう暗転」に変えてくれています。

意外にも女の子の扱いは慣れてないそうで、あづさちゃんも当然ながら男の子扱い慣れてないし、冒頭の二人のいちゃいちゃシーンの稽古はめちゃ苦戦してました。それをよってたかってあーだこーだ言う30代女優陣という名の年増たち(勿論含む私)。たのしかったー。ごめんなさい。でもたのしかったー。

そういえば、姉弟が似ているのは尚さんの細かいお芝居のおかげでもあるんです。ちかちゃんのお芝居をよく見て、表情を取り入れてるそうです。ほんと、最年少とは思えない細かさです。

お世話になってます。お母さん。

* * *

さて!エビス駅前バープロデュース「ライ・トゥ・ミー」、終幕です。改めまして、関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。お芝居ってあらゆる意味で一人ではできないですね。それをかみしめた公演でした。

ありがとうございました!

感想まとめはこちら↓
http://togetter.com/li/381278

ネタバレにならない程度に、自分の役について書こうと思います。

あんまり…いい奴じゃないです。
実際にいたら、あんまり仲良くなれる気がしません(笑)
共演の田中千佳子ちゃんと、「萌恵(役名)ってほんとヤなオンナだよね!悪気ないとこがまたむかつくよね!」という話で盛り上がれるくらい(笑)
特にあの人に対する暴言の数々はほんとひどいと思うのね。言いたい放題過ぎでしょ!!
あと、ここぞというときの失言もほんとひどい。ひどいオンナです。

なんですけど。

米内山作品の中に置くと、その「ヤなオンナ」が「いらっとするところもあるけど愛すべきキャラクター」になる不思議。
いや、「なる不思議」なんて言ってないで、それを助けるのが私の仕事ですけど。

たぶん、「愛すべき」のポイントは、本人の愛情深さなのではないかと思います。
ほかのキャラクターに対して、自分の仕事に対して、人生に対しての愛情深さ。
これは私の役に限らず、今回の作品のキャラクター一人一人に言えることのような気がします。
で、それって、見事に役者本人の性質が影響してしまうポイントだと思うのですね。
エビス駅前バーはお客様との距離が近いので余計にそうなんじゃないかなと思います。
今回のキャスト、皆さん、上手いのは勿論、人柄が素晴らしくって、それがにじみ出てるからこそお話が輝いてるんだと思います。

「思います」ばっかりですみません。

私はちゃんと愛情を注げているかな。
人間力は付け焼き刃がきかないので、素敵な座組の中であっぷあっぷしながら必死でやっています…。

あの人への暴言、ここぞというときの失言については、もうちょっと思っていることがあるんですが、まだ公演中なので書かないでおきます。
作品をご覧いただいて感じ取っていただけたら嬉しいです。

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写真をね、楽しみにしてくださってた方々にはほんと申し訳ないのですが…
どうにも撮る余裕がない。ないのです、時間的にも精神的にもっていうか主に時間的に!

ので、伊丹さんのブログから写真を拝借。
特に楽しみにされてそうなお三方をいっしょくたっていう本当にひどいアレですがお許しください。

* * *

一番左、山崎雅志さん。あだ名はザッキーとかザキヤマとか。
私は「ザッキーさん」て呼んだり、役名で呼んだり。
今回、もう一人の相手役といってもいいポジションです。めっちゃお世話になってます。

「役者の仕事は、なんでもできることだ」って言葉があるんだそうですが、これザッキーさんのことだと思います。

今回、売れっ子マジシャンの役なわけですが、タイトスケジュールでの稽古の中、休憩時間もひたすらマジックの稽古。もはやトランプさばきもバニッシュもお手のもの、ほんとにマジシャンになってしまいました。本番期間中もちょいちょいマジックを仕込んできては、楽屋でみんなに見せてくれます。それを苦行みたいにやるんじゃなく、楽しんで身につけていく姿が、ああ、この人、役者だなあと思います。意地があって張りもある。スタイリッシュに見えて実は昔ながらの古き良き「役者」だなあと思います。

個人作業だけでなく、ほかの俳優や演出家とディスカッションしながら芝居を作り上げていくことをとても重視されています。(あ、でもこれはザッキーさんに限らず、今回の現場は全員そうです。と、いうことに気づくのに時間がかかってしまったなあ。結構稀有なことなんですよ、それって。)センターに立つ華がありながら、ほかのキャストの意図を汲んだ上で相手と芝居全体を引き立てるのが本当に上手いです。上手い、なんて偉そうな言い方ですが。

あと、お客様との接し方が、ほんと、勉強になります。人ときちんと接するということに非常に心を砕く方です。

とにかく今回、大変助けていただいてます。お世話になっています。足を向けて寝られない先がまたひとつ。なりたい俳優像がまたひとつ。

* * *

真ん中、伊丹孝利さん。あだ名はタミさんとか。
私は普通に「伊丹さん」と呼んでいます。響きが良いですよね。「伊丹」さん。

俳優最年長の岡見さんは別格として、伊丹さんとザッキーさんが今回の座組のお兄さん。
俳優チームのリーダーというか、まとめ役というか。

伊丹さんは柔らかい方です。人を緊張させない方です。
伊丹さんと話しているときのお客様の笑顔がとても良いのです。
それを計算でなく天性でやれてる感じがします。(もちろん、ご本人も気を遣っておられるのですけど、それ以上に持って生まれた柔らかさが良いのです。)

が、お芝居は鋭い。
鋭く、そして細かいです。今回、2回以上ご覧になる方は、一度最初っから最後まで伊丹さんだけ観てほしいです。もうなんだろうこのビートの細かさ複雑さ。声にしない無数のボケ、人知れず放つ突っ込み。DVD特典で伊丹さんだけ追ってる別画面とか作ればいいのにっていうくらい。それを毎日変えて足して作りこんできますからね。毎日、開場直前までバーで稽古してるのも決まって伊丹さんです。

あと、私の好きなタイプの俳優さんです。二枚目も三枚目もイケる上、二枚目のときと三枚目のときで声や人相まで違うっていう。

今回、役柄上、割と会話はするけど全くかみ合わない、という関わり方なので、いつか相手役として共演できたらいいなあと思います。

* * *

右、片岡あづささん。あだ名は「あづ」とか「あづさちゃん」とか。
私は「あづさちゃん」、バーに入ってからはつい役名で「すーちゃん」呼び。

今回、気性の激しい、ちょっとわがままな女の子を演じているあづさちゃんですが、ご本人はとても辛抱強く控えめで遠慮深い方なので、稽古序盤では結構苦労されてました。でも本番入ってからはがんがん来てますよ。あづさちゃんと私で、女の戦いみたいなシーンがあるんですけど、いやー楽しい楽しい!お芝居上は睨み合ってますけど、二人とも内心にやにやしながらやっております。

意外と不器用。オープニングシーンも苦労してました。だがそこが可愛い。むしろキレイにさらりとやれる女優さんより可愛さでは勝ち。長い手足を持て余してどう振舞ったらいいか分からない、みたいな感じがとても良いです。そういうところ、今回の役にもとても生きていて、あづさちゃんが演じる「すーちゃん」の生きづらさとか所在無さみたいなものに化けていると思います。

当たり前ですが、声が良い。皆さんご存知かと思いますが、声優さんとして既に売れっ子さんです。そりゃそうだよなあという声です。倍音がたっぷりあって、さらりとしゃべっても言葉の意味がストレートに届くんです。

演出家からも「今回の座組のお姫様」と言われているあづさちゃん、次はほんとにお姫様の役だそうです。しかも濃姫。楽しみです!

* * *

さてお三方の後ろに重要人物がいますよ。
衣装コーディネーターの谷野留美子さん。みんな「るみちゃん」て呼んでます。

プロです。
この一言に尽きます。
かなりビシビシ言う、でも、場の空気を凍らせない。
当たり前ですけど、稽古終盤にるみちゃんが入って衣装ががらりと良くなりまして、すると不思議なもので全員の役が確立しはじめました。

今回、私もかなり衣装や小道具をお借りしています。
特に最初のシーンで着てるジャケットはめちゃめちゃ着心地良くてお気に入りです。着ると社長になれます。

るみちゃん手づくりの衣装(小道具?)もありますので、これから本番ご覧になる方は、どれが手づくりかちょっと眺めてみてくださいませ。

あと、会場で販売してるエビス駅前バーの過去公演「約束するぜと笑って言えよ」の衣装は全員分るみちゃんのオリジナルです。これがものっそいキュートでおしゃれなのです。画像…あったあった。またしても伊丹さんのブログから拝借。

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* * *

そんなわけで、本日は19時21時ともにおかげさまで満席です!
明日以降はまだお席に余裕のある回もございます、お運びいただけましたら幸いです!また書きます!

あらすじはこちらです↓
http://omochabako.blog6.fc2.com/blog-entry-1073.htmlご予約はこちらです↓(右のメールフォームや、外山への直接のご連絡でも承ります!)
http://ticket.corich.jp/apply/38957/yay/

残席情報です!

本日19時 完売
本日21時 完売
11日(木)19時 残りわずか
11日(木)21時 あり
12日(金)19時 あり
12日(金)21時 完売
13日(土)14時 余裕あり
13日(土)17時 あり
13日(土)19時 完売

満席にてお断りするという申し訳ない状況が増えております…が!ぜひともご覧いただきたい作品です!ご検討くださいっ!

ひとやすみひとやすみ。
台本読み直して終盤戦に備えます。
終盤戦って言ってもあと四日間9ステージあって、普通の1公演ぶんくらいあるんですけど、なんだかもうさみしくて仕方ないです。お客様に愛されてる作品に出られるって本当に幸せなことだなあ。

たくさんのお客様にご来場いただいております。友だち、幼なじみ、音楽仲間や先輩、お芝居の先輩がたやお世話になっている方々、古くからのお客様、ミナモザ「国民の生活」でご興味いただいたお客様、TwitterやFacebookでご興味いただいたお客様。観ていただけて本当に、本当にありがたいです。

ほかのキャストのお客様とお話させていただく機会が多いのも素敵。バーの雰囲気のおかげか、「よかったよ」とお声掛けいただいたりご感想をお聞かせいただくことがいつもより多いです。お力いただいてます。ありがとうございます。

さて、Twitterで続々ご感想をいただいておりまして、まとめサイトもできてます。
ネタバレありになっちゃってますが、よろしければご覧ください。
http://togetter.com/li/381278

役の上でも役者としても65分間必死でやっております。
「禿げるんじゃない」「血管切らないでね」と言われるほど必死です。
あと四日間9ステージ、必死の外山をどうぞ観にいらしてください。

あらすじはこちらです↓
http://omochabako.blog6.fc2.com/blog-entry-1073.html
ご予約はこちらです↓(右のメールフォームや、外山への直接のご連絡でも承ります!)
http://ticket.corich.jp/apply/38957/yay/

余談:「外山は色気がない」と言われ続けて15年。今回は色気とか出してる余裕もない65分間極限状態な役なのに「お色気担当」と言われております。たぶん相手役が上手なせいなんですけど、でも、せっかくだから身につけたいぞ。お色気。

既に、個人的に前人未到(変な表現…)の域に入っておりますよ。ありがたいことに満員の回が増えて参りました。ここからは既に売り切れの回もあり。もっともっといろんな人に観てほしいなあ。

明日もがんばります。写真は演出の広瀬格さん。突然カメラを向けて動揺させて、すみません!


ただいまロングラン公演「ライ・トゥ・ミー」出演中なわけですが、終わったらしばらく舞台はおやすみです。
落語、ナレーション、朗読などなどのお話をいただいておりますので、そちらに注力いたします。
もしかしたらライブもちょろっとやるかも。

舞台はおそらく、来年春に復活いたします。
まだ企画段階なのでなんとも言えませんが、実現すれば、久々のド不幸・サイコ・爆弾オンナ役です。
2012年は常識人の役が多かったので、楽しみです。

個人的には蝉よりもドパルデューです。



そんなことは置いておいて。


「ライ・トゥ・ミー」八日目です。日数的にはちょうど折り返し、回数的には1/3を越えたところ。
昨日、またちょっと変化しました。きっといい変化だと思います。



初めましてのお客様にかなりお褒めいただいてます。嬉しいです。
でも、作品あって、演出あって、ほかのキャストの力あってのことなので、気を引き締めていこうと思います。
いやほんと、座組運良すぎです。すごいメンバーに混じってしまいました。

そのすごいメンバーの紹介も再開しないと!



さて、本日は21時の回のみ、既にお席残りわずかとなっております。ありがとうございます。
メールもしくは右のメールフォームから、大体19時半くらいまでご予約承っております!

また、7日(日)19時・10日(水)19時・13日(土)19時の回は売り止めとなりました、本当にありがとうございます!
が、実はですね。6日(土)と8日(祝)のお昼の12時の回がかなり空いております
お休みの日の朝、恵比寿にお散歩気分で遊びに来ていただけると嬉しいです。

それでは本日も、エビス駅前バーにてお待ちしております!



『ライ・トゥ・ミー』
会場:エビス駅前バー(恵比寿駅徒歩3分)
http://www.ebisubar.jp/
駅向こうのイオンに対抗すべく小さな商店街が起死回生をかけて呼んだ往年のカリスママジシャン。だが彼には秘密があって…?!マジシャンとその妻、商店街の人々、さらにはマジシャンの○○も絡んでの、みみっちくも必死な大波乱劇!笑えてドキドキしてキュンとなって元気が出る、前のめりすぎる大人たちのお話。

外山はマジシャンの妻を演じます。自由すぎる夫に振り回されたり叱り飛ばしたりうっかり惚れ直したり、古女房感満載で走り回ってます!

ステージなし・お客様から25cm、限定30席の濃密な空間をお楽しみください。

脚本:米内山陽子(トリコ劇場)
演出:広瀬格(DART'S/smokers)
出演:山崎雅志(ホチキス)、岡見文克、外山弥生、伊丹孝利(宇宙食堂)、菊池美里、田中千佳子、竹内尚文(少年社中)、片岡あづさ

【全席自由席】前売・当日共2500円+1ドリンクご注文
※お飲み物を楽しみながら気軽にご覧ください。アルコールもソフトドリンクもございます。

◆割引◆※併用不可
町興し割:2名様以上の御予約で全員200円引き
嘘つき割:受付で合言葉「僕はこの目で嘘をつく」と言うと200円引き

5(金)21時(残りわずか)
6(土)12時/14時(残りわずか)/17時
7(日)14時/17時/19時(完売)
8(月・祝)12時/14時/17時
9(火)【休演日】
10(水)19時(完売)/21時
11(木)19時/21時
12(金)19時/21時
13(土)14時/17時/19時(完売)

受付・開場は開演の30分前からです。また、途中入場が難しいため、早めのお越しをおすすめいたします。

外山弥生専用予約フォーム
http://ticket.corich.jp/apply/38957/yay/
チケットは上記URLでもメールでも承ります。

おはようございます。今日でエビス駅前バープロデュース「ライ・トゥ・ミー」一週間です。今日は19時・21時の2回、19時のほうはほぼ満席です!ありがとうございます。

昨日からDVDが発売となりました。2800円・初回限定生写真2枚つき。生写真は回数券とは別バージョンがついてきます。ちなみにこの生写真、ちゃんと劇中の設定に沿ったものになってまして、キャストのファンの方にも作品を気に入ってくださった方にもお楽しみいただける内容となっております。外山も作中の顔で写っております。

それにしても一日が長い!三日間くらいに感じます。本番中の時間が濃くて濃くて、一回本番終えると一昼夜経過したみたいな気持ちになるからだと思います。終演後にお客様からお言葉をいただく時間も濃くて、素敵で。そういえば、昨日はとても嬉しい(そのお気持ちが嬉しい)差し入れをいただきました。ありがとうございます。

差し入れ、今回は食べ物以外を多くいただいております。長丁場を快適に過ごせるようにとのお心遣いが伝わってじんとしつつ、どれもありがたく使わせていただいております。ありがとうございます。

さて、改めまして、本日は19時と21時の2回公演。19時のほうは完売間近ですが、21時はまだお席に余裕ございます。おすすめです。ご予約、右のメールフォームもしくは直接メール、Twitter・mixi・Facebookのメッセージにて承ります。お待ちしております!

六日目です。今日は21時の回のみ、10ステージ目となります。
ここまで長かったような、あっという間だったような。
とにかく今日もお客様と楽しみつくしたい。

毎日のようにおいでになっている(!)、なかにはほんとに毎日おいでになっている(!!)お客様がたから、「どんどんよくなってるよ」とお言葉をいただき、ありがたい限りです。初日からきちんとお客様にお見せする「見世物」ではあったと思いますが、でも、やっぱり、ステージを重ねることで見えてくるものがありますね。昨日は個人的にちょっとしたターニングポイントでした。ほかにもそういうキャストがいたみたいで、昨日の21時の回は不思議な仕上がりでした。ふわっとしてるのにかっちり、みたいな。

さて、エビス駅前バーの特長としまして、最終回のあとはバータイムとなります。さっきまでお芝居をしていたその場所で、お客様とお酒を楽しみながらおしゃべりさせていただきます。ご意見・ご感想・アドバイス、とても嬉しくありがたく受け止めております。居酒屋などに移動しての打ち上げよりも、声を張り上げず、訥々と親密にお話できるのも良いですね。やっぱり、エビス駅前バー、好きです。

Twitterでも続々ご感想いただいております。ありがとうございます。
まとめはこちら→ http://togetter.com/li/381278

演劇ポータルサイト「CoRich!」にもご感想いただいております。ありがとうございます。
「CoRich!」感想ページはこちら→ http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=38957

MU「変な穴(女)」からずっと観ていただいているお客様がたから好評をいただけているのが非常に励みになっております。「ちゃんと積み重ねてきてるね」と言っていただけて嬉しいです。

なんだかつらつら書いてしまった。
では今日も、エビス駅前バーにてお待ちしております!

写真展の日程が変更となりました。10月の前半・後半でモデル変更しての1ヶ月展示となります。

タイトル:「空白(仮)」
企画・撮影・編集:橋本恵一郎
会場:高円寺テキーラハウス
モデル:
10月1日~15日…森南波、外山弥生
10月16日~31日…秋澤弥里、工藤理穂

出演中の舞台、エビス駅前バープロデュース「ライ・トゥー・ミー」が13日まで。ということで、14日か15日の夕方くらいに会場にお邪魔すると思います。もしお会いできましたらぜひお声がけください。

さて、もう出ちゃった真打ち!
「師匠」こと岡見文克さんです。
今回の主役、落ち目のマジシャンを演じておられます。

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(画像をクリックすると拡大表示されます)

私のちょうど10歳年上、1967年3月24日生まれ(誕生日いっしょ!)。
作中では12歳年上のダンナ様役です。
精神年齢は…一体いくつ上なんだろう。
当たり前かもしれませんがめちゃめちゃ大人です。
お茶目で明るくてきさくで、気を遣ってることを感じさせない気遣い。
すげえなあ。あと10年であそこに行ける気がしないよ。

作中でも「師匠」と呼んでますが、普段も「師匠」とお呼びしてます。
よくしていただいてます。
生活圏がご近所さんなので、お茶したりもします。
お芝居の話したり、身の上話したり、雑談したり、ダメ出しを乞うたり。
甘えまくってます、ありがとうございます。

お芝居はナチュラルなのに存在感があって、師匠の登場シーンでいつもがらっと流れが変わるのです。そのとき私は袖(というかドアの外)で待機してます。ドアの外からいつも耳をそばだてて師匠の最初の一言を聞いています。一言目の台詞の感じがすっごく好き。

必死に稽古してる姿なんか見せやしないクールな師匠ですが、実は結構ストイックです。師匠の役は、ある身体の特徴を持った役なのですが、稽古中かどうかを問わず常にその特徴をずうっと追っておられたりします。もはや○○してない師匠のほうが違和感あるくらい。

○○してない師匠といえば、芝居してないときの岡見さんはめっちゃミステリアスです。
作家であり演出家であり、ってとこまでは分かるとして、映像翻訳家、セミナー講師、リーフレットデザイナー、…なんですかセミナー講師って!?ナゾすぎる。

っていうと師匠は丸い目をくりっと上に向けて、
「そんなことないよ~♪」
なんてとぼけるわけです。にくいよ。

この座組にいられるうちに色々盗みたい。
うん、やはり「師匠」です。

さて!本日五日目でございます。
19時の回、21時の回、いずれもお席ございます。
ご予約はメールでも右のメールフォームからでも承ります、当日券も出ますよ!

お待ちしております!

『ライ・トゥ・ミー』
会場:エビス駅前バー(恵比寿駅徒歩3分)
http://www.ebisubar.jp/

駅向こうのイオンに対抗すべく小さな商店街が起死回生をかけて呼んだ往年のカリスママジシャン。だが彼には秘密があって…?!マジシャンとその妻、商店街の人々、さらにはマジシャンの○○も絡んでの、みみっちくも必死な大波乱劇!笑えてドキドキしてキュンとなって元気が出る、前のめりすぎる大人たちのお話。

外山はマジシャンの妻を演じます。自由すぎる夫に振り回されたり叱り飛ばしたりうっかり惚れ直したり、古女房感満載で走り回ってます!

ステージなし・お客様から25cm、限定30席の濃密な空間をお楽しみください。

脚本:米内山陽子(トリコ劇場)
演出:広瀬格(DART'S/smokers)
出演:山崎雅志(ホチキス)、岡見文克、外山弥生、伊丹孝利(宇宙食堂)、菊池美里、田中千佳子、竹内尚文(少年社中)、片岡あづさ

【全席自由席】前売・当日共2500円+1ドリンクご注文
※お飲み物を楽しみながら気軽にご覧ください。アルコールもソフトドリンクもございます。

◆割引◆※併用不可
町興し割:2名様以上の御予約で全員200円引き
嘘つき割:受付で合言葉「僕はこの目で嘘をつく」と言うと200円引き

【特典つき回数券あり】詳細こちら→ http://www.ebisubar.jp/

2(火)19時/21時
3(水)21時
4(木)19時/21時
5(金)21時
6(土)12時/14時/17時
7(日)14時/17時/19時(残りわずか)
8(月・祝)12時/14時/17時
9(火)【休演日】
10(水)19時(残りわずか)/21時
11(木)19時/21時
12(金)19時/21時
13(土)14時/17時/19時(完売)

受付・開場は開演の30分前からです。また、途中入場が難しいため、早めのお越しをおすすめいたします。

外山弥生専用予約フォーム
http://ticket.corich.jp/apply/38957/yay/チケットは上記URLでもメールでも承ります。

予告と違いますが、共演者紹介その1。
菊池美里さん。あだ名は「きくちゃん」とか「社長」とか。
私は「みーちゃん」と呼んでいます。

kikuchi.jpg

あのですね。

天才女優です。

芝居をするために生まれてきた、って、この人のことだと思います。
どんな台詞をしゃべっていても、全く演技に見えなくって、ほんとにそういう人に見えるんです。
ノー肩の力。
ノー気負い。

おまけに素のご本人もむちゃくちゃ可愛らしい。
愛さずにはいられないキャラクターと立ち居振る舞いの持ち主です。
座組の誰かしらがしょっちゅうみーちゃんにじゃれついています。
じゃれつくとめっちゃ構ってくれます。寸劇とかやってくれます。
誰もじゃれついてないときも、こっそり寸劇していたりします。

実は美形なのをひた隠しにしています。

なんか、私と対極にいる人だなあ。

でも、お芝居に対するスタンスは結構近いような気がします。
稽古序盤にみーちゃんと二人で帰り道、「このご時世に、お芝居やれてるってだけでむちゃくちゃ幸せだよね」って話したの、忘れられない。役者である前に、人間として生きるっていうことをとても真面目に捉えている人だと思う。それがどこから来ているのか、今度聞いてみたいな。

作品中では、それほど絡みはないのですが、密かにちょっとだけ共感をいだき合っている役同士です。
私の役は常に極限状態なのですが、みーちゃん演じる葉月と目が合うほんの数秒だけはちょっとだけ肩の力が抜けます。
そんなとこ、現実と似てるかも。

舞台が多いそうなんですけど、映画にも出てほしいなあ。
絶対映えると思うのです。

つまり、好きです。

なんだ、この紹介。

今回、座組のみんなが好きすぎて、うまく紹介できる自信がないです。
本当に、参加できて幸せです。


えーと、さて!!
本日四日目でございます。
お席がね、平日ということもありまして、結構余裕ございます。
当日券も出ますので、お運びいただけると嬉しいです。
ご予約、メールでも右のメールフォームでも承ってます。

お待ちしております!

詳細はこちら→http://www.ebisubar.jp/