自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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人形町駅から徒歩5分、浜町駅・明治座から徒歩3分という好立地ですが、ちょっと場所がわかりにくいんですよね。それでかなあ。美味しくてアットホームで、なのに品が良くて、その割にずいぶん安いお得なイタリアンです。

北海道の生牡蠣、秋野菜のサラダ、素材の味が濃くて鮮やか!
リンゴとチーズのピザ、パリパリもちもち!
テリーヌは具材のひとつひとつに手がかかっててソースも2種類ついて、サラダですかってくらい付け合せの野菜があってこれがまた美味しいし。
国産豚のコンフィがねえ、脂身のとこが全然脂っこくなくってゼラチン質と旨味だけが残ってて、骨のきわの筋みたいなとこが全然ぱさぱさしてなくてジューシーでねえ。
デザートは酒飲み辛党の大人4人が奪い合って食べましたね。
醜い大人の争いでしたね。
食べ終わる前から全員、次にいつ来られるかって話をしてましたね。

ご主人と奥様(ってもお若い!)と従業員の方、計3人、人件費はぐぐっと抑えて、そのぶん素材にお金をかけているという印象。人件費を抑えて、と言っても、サービスはあたたかで行き届いているし、3人で20席をさばいているにしては料理が出てくるスピードも速いです。そりゃ、何もかも迅速というわけではないですけど、おしゃべりしながらゆっくり食事するのには充分な速さ。特に時間のかかるメニューにはその旨明記されているので、とにかく仕込みに手間と時間をかけているのだと思います。

ワインメニューも豊富で、しかもグラスで頼めるワインが豊富だったりとか、グラスが空になったらオーダーを取りに来るのではなくお水を出して待っててくれたりとか、「あなたのペースであなたが美味しいと思うものをゆっくり楽しんでくださいね」というお店だなあと思いました。

4人でアラカルトで好きなように飲み食いした割にずいぶん安かったです。料理もワインも満遍なく安かった。6人くらいで行ったら、ちょっといい居酒屋くらいの値段でおなかいっぱいだと思います。50分以上かかるメニューもあるので、事前に予約とメニューの相談をしておくのがおすすめ。

イル・バンボリーノ公式ページ
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二子玉川にある、廃工場を改装したカフェバーに行ってきましたよー。

SoulTree

店舗経営の経験も豊富なデザイナーさんが築40年の古い工場を買い取って、自分の手で改装した、という、聞くからにこだわりの詰まってそうなカフェ。

通りから一歩入ると、ちょっと別世界。
廃工場という言葉から想像していたより、外装からしてずいぶん綺麗です。「ヨーロッパの小さな街の、むかーしからある工房を宮崎駿映画で描きました」って感じ。大きな鉄扉がカラフルだけど味のある風合いにペイントされていて、天窓なんかもあって、わくわくします。前庭もイギリス風に可愛く整えられてました。

中に入ると、…天井が高い!
席間が広くて、ソファ席も多く、とてもゆったりしています。
壁面の本棚には、この工房でデザインされた本がずらり。
飾り棚には、オーナーさんのお友達のタイル職人さんのタイル。
そこここの家具もこの工房で作ったものだそうです。
よ、予想以上のこだわりの詰まりっぷりだ…。

なぜか天井に台車があったり、トイレの鍵が巨大の鍵のかたちだったり、「チャーリーとチョコレート工場」的なガジェットがそこここにあって、お店の中をうろうろするのも楽しいです。

ごはんもお酒もおいしかったですよ。
お酒のメニューめちゃめちゃ豊富でした。
ひき肉入りガーリックピザと、鎌倉野菜と三浦野菜の盛り合わせがおすすめ。
あ、あと、エシャロットの豚バラ巻きが意外な取り合わせで美味しかった!
自家製サングリアも、カクテルも、美味でした。
なんかね、結構すごいバーテンさんがいたりするんだそうですよ。
昼間は、世界8位のバリスタさんもいたりするんだそうですよ。

実力のある人が集まって本気で楽しく仕事で遊んでる、って感じのカフェでした。

で、ただ遊びに行ったのではなくてですね。
イベントの下見でした。
といっても、具体的な企画があるわけではなく、「こんな面白い場所があるから行ってみようよ」程度のノリで、主宰さんと主宰さんと女優さんと四人でゆるーく。
なんですけど、予想外に素敵なお店で、しかもプロジェクターもPA設備もある、箱貸しの条件もかなり幅が広くて融通が効く感じで、これはカフェ公演もライブもイベントも上映会も撮影もなんでもいけるな!!と、大変その後の打ち合わせが盛り上がりました。

来年以降にはなりますが、楽しいこと、皆様にご案内できたらいいなと思っております。

下見なのでバックヤードなんかも見せていただいたんですけど、これからお店に置かれる予定の作りかけの家具なんかあって楽しかったです。また普通にお客としても行きたいなと思いました。

お近くの方、遊びに行ってみてください。

SoulTreeCAFE

来夏に出演させていただく舞台の台本が本当に素敵なので今からにまにましています。(なんともう台本が上がっている!)

どう素敵かっていうと、台本を読んだだけではいまいちどういうふうに仕上がるかわかんない感じというか、どういう話なのかわかんない感じで、ただひたすらエネルギーには充ちている感じ。

リアルな普通の会話のシーンもあり、とっても象徴的なシーンもあり、ふざけてんのか!というシーンもあり、でもきっと俳優の肉体がそこにあって良い演出家が入るとすげえ芝居になるよ、という感じ。

演劇だよ、という感じ。

ちなみに演出家さんも劇場ももう決まっていて、どちらも「いつかは!」と思っていた存在なので、とても嬉しい。そもそも作家さんが「いつかは!」と思っていた方なので、お声がかりで出演するのがとてもとても嬉しいです。

明後日、初打ち合わせなのだ。

ユニットadorareのメンバー、田中情監督の作品が大阪上映決定しました。お近くの方はぜひお運びください。

『シンクロニシティ』

大阪シアターセブン
12月15日(土)~12月21日(金)
13:50(1日1回上映)
http://www.theater-seven.com/index.html

映画公式サイト
http://synchroni-city.jp/

私は直接関わってはいませんが、大好きな映画です。

あらすじの書きようがない…何を書いてもネタバレになるし、ネタバレしたって別に構わないんじゃないかってくらいあらすじじゃないところが大事な話なんだけど、だからこそあらすじなんか書いたら野暮すぎる気がします。

いくらでも観てたかった。二人芝居で、会話劇で、でも二人とも無言で観客に背を向けてたって、その状態で何分でも観ていられそうだった。もっとあの二人に目の前にいてほしかった。ずっといてほしかった。たった70分でどこにもいなくなるなんて、お芝居の登場人物ってなんてひどいんだろう。

とか思いながら、泣きながら帰りました。我ながら気持ち悪いけど、なんで泣いてるのか途中でよくわかんなくなったけど、ずっと泣きながら帰りました。そんでおうちについて馬鹿なツイート山ほどして気を落ち着けてから書いています。ほんとはまだまとまってないんだけど、明日の12時の回にひとりでも観に行ってほしいから、これ読んで観てくれる人がいたらいいなと思って書いてます。

「愛のゆくえ(仮)」っていうタイトルはこの上なく作品に沿ったタイトルだと思います。「(仮)」のとこも含めて。あと、映画「愛のゆくえ(仮)」とはほんとに全くあらすじも何もかも違うので、映画観た人も、映画の題材だけニュースで知って嫌になって観てない人も観たらいいと思います。あと、会場で映画のチケット割引で売ってました。枚数限定かもですが、明日の昼の回ならまだ買えるんじゃないかしら。

3バージョンあるんですけど、3バージョンともセットからして違うそうです。というかですね、私はBプロを観たんですけど、たぶんBプロだけ毎回観ても毎回違う芝居だろうなと思いました。ということは前川麻子さんが出演されてるAプロもCプロもそうでしょう。すべてを放り出して全回観たかったです。マジで。

とにかく観てください、観てください、観てください。
まだチケットあるそうです。
(あるんですよ。こんなすごい芝居のチケットがまだあるなんて意味がわからないよ。)
日曜で終わっちゃいます。

観てくださいよ。
お芝居が行き着くどこかのうちのひとつですよ。
しかもきっと、まだほかのお芝居が行き着いたことのない、とても新しいひとつですよ。

公式サイト

鵺的、午後から雨になるでしょう、SWANNY、園子温、是枝裕和、ラース・フォン・トリアー、チェーホフ、のどれかが好きならほかのどれかが大っ嫌いでもおすすめです。

ほんとまとまりなくてすみません。観てください。

一年前に起こったとある惨殺事件。その関係者とされる7人の男女が、深夜あるアパートの一室に集められた。床には事件現場の見取り図と、7人を模した人形たち。やがて彼らの前に男が現れ、こう告げた。

「あなたたちの中から、真犯人を選びます」

* * *

好みはすごく分かれそう。「こういうのは演劇じゃない」って言う人もいそうな気はします。私も、普段お芝居を観るときの楽しみ方ではなかったです。

でも、めちゃめちゃ楽しかったです!!!

とにかく、生のエンタテイメントとしての楽しさが存分!特に、舞台上に動いている本物の時計が配置されていて、その時計で0時が犯人探しのタイムリミットっていうのがとてもスリリング。お芝居観ながら、つまらなくて時計をちらちら見ちゃうことはたまにありますが、楽しくちらちら見たのは初めてです。

誰が犯人なのか?本当にこの中に犯人はいるのか?脳みそフル回転で犯人探ししながら、良い意味でくだらない笑いも楽しめます。集められた7人にはある「餌」も提示されていて、例え犯人じゃなくても集まった時点で善人じゃないのが証明されてる、というブラックさも好み。集まった中で一番善人じゃない人がそれを指摘するのがまた、にやにやしちゃいます。

『演劇の嘘』みたいなものに対するおふざけも私は好き。しかも、作品としての手落ちみたいに見せといてあとから種明かししてくるので、「あーあ、こういうの冷めるよね」とか上から目線で思ったさっきの自分が恥ずかしかったりして、結構悔しいのですよ。悔しいのが楽しい、みたいな。

キャストでは、けたたましいおっちょこちょい女を演じた木戸雅美さん、被害者に片思いしてたちょっと危ない男を演じた坂根泰士さんが素敵でした。台詞には序盤から細かい笑いがたくさん仕込まれているんだけど、状況が状況なのでなかなか笑えずにいたところ、緩ませてくれたのはこのお二人の佇まいでした。

つまり、演劇としての面白さはほぼ俳優の力に託されてるのかも。キャスト皆さん良かったのですけど、全く別のキャスティングで観てみたい気もします。あの役を男女逆で、とか。あの役を敢えての美形で、とか。あの役を二十歳年上の俳優で、とか。

【島田荘司だと思って買ったら蘇部健一だった】みたいな、【美術館だと思ったら遊園地だった】みたいな、【演劇だと思ったら「愛する人を残酷に殺す方法」だった】みたいな、そんな作品でした。楽しかった!

日曜まで、渋谷のギャラリー・ルデコ4Fにて。

公式サイト

追記:当日パンフレットと一緒に、事件概要に関する資料が配られます。早めに会場に行って、資料に目を通しておくことをおすすめします。お芝居が始まってから、台詞の内容に惑わされることなく、台詞を聞いている俳優の顔をじっくり見られるので。ちゃんと観てたら、犯人分かるかもよー(得意顔)。

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