自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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お陰様でエビス駅前バープロデュース「ライ・トゥ・ミー」、全日程無事終了いたしました。大楽はなんとトリプルコールいただきました、人生初です!終演後は、いつも以上にたくさんのお客様にお声がけいただきました。お客様に愛される作品に参加できて本当に幸せでした。

ご来場くださった皆様、応援くださった皆様、タイトスケジュールを助けて色々サポートしてくださった皆様、本当に、本当にありがとうございました。毎度のことながら家族にも感謝を。

* * *

さて、名残惜しく最後の共演者紹介です!打ち上げでやっとこ写真撮ったよ!!



共演者紹介は、劇中で商店街の名物姉弟を演じるこのお二人です。
稽古中にどんどんそっくりになっていって、観ててめちゃ楽しかった!

* * *

右・田中千佳子さん。あだ名は特になくて「ちかちゃん」「ちかこ」と名前でばんばん呼ばれる愛されキャラ。たまに役柄から「おねえさん」とも。
私は「ちかちゃん」とか「お嬢さん」とか呼んでます。

えっとね、まずこのチラシ写真を見てください。

stage31486_1.jpg

一番上がちかちゃんです。どうです、イイオンナでしょう。
が、今回はそんな姿、かけらも見せてません。にぎやかで元気な下町のおねいちゃんを演じています。今回の公演をご覧になった方がこのポスターを見ても、ちかちゃんだと気づかないでしょう。

なんていうかねえ、ザ・自由!
何やっても面白い!!
演出の広瀬さん、「千佳子と弥生さんは対極にいますねえ」と苦笑混じりに。

いや、でも言ったらね、今回のお話、ちかちゃんはどの役もできるんじゃないかな。

自由ってそういう自由です。可愛いコメディエンヌはいっぱいいますけど、ちかちゃんは美人もやれるし不美人もやれるしヒロインもやれるしコメディリリーフもできるし、普通の女の子もできる。どこへでも行ける女優です。

自分の出番の関係で、なかなか見ることのできなかった中盤終わりあたりのちかちゃんとみーちゃんのシーン、昨日の本番前の返し稽古で観ました。素敵でした。本当に素敵でした。打ちのめされたよ。

イイオンナ姿は今回封印ですが、コメディ全開且つシリアスも全開でお話をかき回してくれています。ほんと、あれいいシーンです。

たまに自由すぎて、稽古しながら自分の芝居に爆笑し始めたりして、でも爆笑してる姿が座組を和ませる、ほんとに愛されガールです。あっ、もちろん本番では一切ないです、そういうの。本人、「あたし、めっちゃ緊張しいなのよ」と言ってたけど、良い緊張なのでしょうね。

ちなみにちかちゃんにはお芝居についても色々相談したり、言ってもらったりしてます。なかでもめちゃ私のツボに入ったのが、

「弥生ちゃんの芝居にはポップさがないよね。一切ない。良い意味で。」

「なんつうか、大映?日活?日活ロマンポルノ?」

初めて言われたけど妙に納得。また、言ったあとに「褒め言葉だよ?」といっぱい説明してくれるちかちゃんが可愛かったのです。

大好きです。ちかちゃん。

* * *

さて、そのゼロポップ芝居を生かしてくれるポップ感満載の最年少俳優、左・竹内尚文さん!あだ名は「尚くん」とか「尚さん」。
私は「尚さん」呼びです。


座組のお母さんです。

書き間違いじゃありません。お母さんです。


最年少なんだけど、男の子なんだけど、なんだろうこの落ち着き。包容力。いろんな便利道具が詰まってるカバン。稽古場や楽屋、みんなのスケジュールをてきぱき管理しちゃう能力。困ったら尚さんに相談しろっていう空気が出来上がってる。

カバンも詰まってますがお芝居の引き出しも全部ぱんぱんに詰まってます。安定感抜群なのに、毎回新しくって柔らかくって、一番映像っぽいかもしんない。

今回はお調子者の役。テンション高くしゃべったり走り回ったりしてますが、ぜひ相手の台詞を聞いてるときの尚さんを観てほしいです。くるくる変わっていく表情がとても魅力的。尚さんを観てるとお話の流れが分かるくらいです。

コンパクトなお芝居も得意ですが、少年社中という、パフォーマンス性の高い劇団に属していて、華やかな体さばきも武器です。バーという場所柄、昼公演のときは暗転ができないのですが、暗転しないときの「暗転」中の尚さんは必見。見えちゃう暗転を「見せちゃう暗転」に変えてくれています。

意外にも女の子の扱いは慣れてないそうで、あづさちゃんも当然ながら男の子扱い慣れてないし、冒頭の二人のいちゃいちゃシーンの稽古はめちゃ苦戦してました。それをよってたかってあーだこーだ言う30代女優陣という名の年増たち(勿論含む私)。たのしかったー。ごめんなさい。でもたのしかったー。

そういえば、姉弟が似ているのは尚さんの細かいお芝居のおかげでもあるんです。ちかちゃんのお芝居をよく見て、表情を取り入れてるそうです。ほんと、最年少とは思えない細かさです。

お世話になってます。お母さん。

* * *

さて!エビス駅前バープロデュース「ライ・トゥ・ミー」、終幕です。改めまして、関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。お芝居ってあらゆる意味で一人ではできないですね。それをかみしめた公演でした。

ありがとうございました!

感想まとめはこちら↓
http://togetter.com/li/381278

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