自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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大学四年生の夏、生まれて初めての合コンで、僕はマユと出会った。
ベリーショートの髪に魔法使いみたいな目、笑顔が似合う女の子。
僕らの恋の始まりだった。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

本の裏表紙にも書かれているので書いてしまいますが、叙述トリックです。
最後の二行で物語のすべてが覆ります。

とはいえ、叙述トリック自体はそれほど上手くはありません。
私は半分を少し過ぎたあたりでトリックの正体に気付きましたが、敏い
読者なら前半だけで気づいてしまうかもしれません。

でもそこじゃないんだなー。
最後まで読んで、トリックの正体を知り、もう一度初めからぱらぱらとめくって
みると・・・ものすごく怖い。何が怖いって、登場人物の心理が怖いんです。
一言で言って、

女って超こえー。

一見普通の行動や普通の発言が、すべての事情を知ってしまうとものすごく
怖いものに見えてくる。そして、物語は終わっているけど、これから主人公が
歩いて行く道を心から案じてしまうのです。あー、女って超こえー。いや、私も
女ですけど。

叙述トリック好きで、このトリックを早めに見抜けそうな方にこそ読んでほしいです。
性描写が結構多くて表現もちょっと俗な感じなので、そのへん苦手な方や通勤中
が読書タイムな方はやめたほうがいいかな。
定価でとまでは言いませんが、古本屋さんで半額くらいだったらおすすめです。

【2009/10/25 08:55】 | おすすめ/本
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