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自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
プロ入り後4年はほとんど登板がなく、一度は野球交換留学という形で
レギュラー争いから完全に外された男。
しかし、2009年の今、彼は200勝を達成、数々の投手最年長記録を
持ち、44歳という年齢にも関わらずプロのマウンドで投げ続けている。

自らを「身体が大きいだけで野球の下手な子だった」と述懐する現役
プロ野球投手の自叙伝。

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特徴的なのは、当時の不遇に対する愚痴や自分を美化する言葉が
ほとんど見られないこと。実力がなかった、精神的に腐っていた、
そういう過去の自分をきちんと認めています。

この本を読むと、山本昌という人は努力の人だということがよく分かり
ます。といっても、彼の若い頃に常識だった「がむしゃらに頑張る!」
ではなく、自分の現状を客観視し、何が必要かを分析し、そのために
最短の道を探るという、極めて現代的で論理的な努力です。この
頭の良さ、時代に先んじた努力のあり方が、彼が一流のピッチャーに
なり、そしてそうあり続けている秘訣だと思います。
野球ファンでなくとも、読んで役に立つヒントがいっぱいです。

勿論、野球ファンとして読んで面白い部分もたくさんあります。何しろ
プロ入りして20年以上一つの球団でやってきている選手ですから、
歴代の監督をよく知っています。星野、高木、山田、落合の四監督に
ついて感謝の念を交えながら語る部分では、中日ドラゴンズファンと
して、また野球ファンとして、心に迫るものがあります。

有名なアイク生原さんとのエピソード、趣味というにはあまりに達者な
ラジコンについてなど、山本昌投手のファンにとって嬉しい記述も
満載です。

つまり、特に野球ファンでなくても面白い、野球ファンにはもっと面白い、
中日ファンなら更に面白い、山本昌ファンにはたまらない。数ある
野球選手の自伝の中でも、特にサービス精神にあふれバランスのいい
本だということになります。このあたりも山本昌広という人の頭の良さ
が表れているなあと思います。

そうそう、ファンなら知っていることですが、彼の本名は山本昌広。
著者名の「山本昌」はプロ野球選手としての登録名です。本名でなく
登録名で自伝を出すところに、彼の野球への愛情を一層感じます。

新書版ということで、定価800円。お手軽です。
野球好きはもちろん、「野球そんなに興味ないけど、山本昌って面白そう
じゃん?」と思った方、ランチ1回キャンセルしても読んで損はないですよ。

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【2009/11/01 08:53】 | おすすめ/本
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モリゾー
ブログ訪問ありがとうございました。

私、モリゾーも中日ファンで山本昌は大好きです。

山本昌はラジコン、クワガタも大好き。
40代になっても少年の心を持っているので衰えも少ないのかな・・・と思います。


Re: タイトルなし
おもちゃ
モリゾーさん、お久しぶりです&mixi以外でははじめまして!

童心を忘れないから、という理由、わかるような気がします。
今年は1勝だけでしたが、来年また復活してほしいですね!

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コメント
この記事へのコメント
ブログ訪問ありがとうございました。

私、モリゾーも中日ファンで山本昌は大好きです。

山本昌はラジコン、クワガタも大好き。
40代になっても少年の心を持っているので衰えも少ないのかな・・・と思います。
2009/11/04(Wed) 22:32 | URL  | モリゾー #-[ 編集]
Re: タイトルなし
モリゾーさん、お久しぶりです&mixi以外でははじめまして!

童心を忘れないから、という理由、わかるような気がします。
今年は1勝だけでしたが、来年また復活してほしいですね!
2009/11/05(Thu) 10:46 | URL  | おもちゃ #-[ 編集]
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