FC2ブログ
自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
子供は無邪気で純粋?
いいえ、ずるくて下心たっぷりで大人が思っているより
ずっと大人で、いろんなことを理解しています。
でも、大人が思っているよりずっと子供で、いざとなると
うつむいて「ちがうもん」としか言えないのです。

誰もが「そうだった!」と膝を打つ、リアルでコミカルな
子供時代を描いた短編集。

Amazon商品ページ

* * * * * * * * * * * * *

他の姫野カオルコ作品にはあまり興味がもてないし、
試しに読んでもぴんと来なかったのですが、この短編集は
とても面白かったです。

他のすぐれた子供視点の小説がそうであるように、
大人になると忘れてしまう、でも作品を読むと思い出す、
子供時代のほんのささいな感情の動き。
あのとき大人にはきっとこう見えていた、という地の文と、
あのとき確かに私もこんなふうに感じていた、と共感して
しまう主人公の子供の独白。
そういったものがとても鮮やかかつユーモラスに描かれて
います。

普段小説を読まない方でも読みやすい文体だと思います。
古本屋さんなどで見かけたら是非手にとってみてください。
さくらももこやねこぢるが好きなら定価でも。

Amazon商品ページ

【2009/11/29 08:54】 | おすすめ/本
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック