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自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
体育館を抜け出し、不思議な黒猫に出会ったところから
悟の冒険は始まった。不思議な世界で悟が出会うのは、
いつも学校で会う友達の知らない姿。

たった二分間の冒険。
永遠のように永い二分間の冒険。

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新しいおすすめカテゴリ「おすすめ/本・児童」を作りました。
児童文学や絵本をおすすめしていきます。基本的には、
大人が読んでも面白いものをチョイスしますので、お子さん
がいらっしゃる方もいらっしゃらない方もご参考になれば
幸いです。

さて、「ハリー・ポッター」や「ダレン・シャン」が一世風靡
して随分経ちますが、良質な国産ファンタジーも昔から
たくさんあるんだよなあ、とずっと思っていまして。
子供に読ませたい、大人もハマれる国産ファンタジー、
おすすめ第一弾です。

私が初めて読んだのは確か小学校四年生でした。
主人公の悟は六年生なのでちょっと背伸びですが、
本好きの子ならそれくらいから理解できると思います。

この本には実にたくさんの概念が詰まっています。
時間、個人というもの、人生で一番大切なものとは
何か、などなど。ちょっとした哲学入門書だと言っても
過言ではありません。

もちろん、そんなこと考えなくても楽しく読めます。
竜を倒しに行くという王道の冒険譚の中に、アクション
あり謎ありほのかな恋あり。ファンタジーといっても、
強い武器や魔法に頼るのではなく、平均的な小学生なら
持っているレベルの勇気と知恵を頼りに戦うところが
ポイントです。

クライマックスで悟が叫ぶ「言った!言ってはならない
言葉を言った!」っていう台詞が、実際に耳で聴いた
みたいに鮮やかに残っていて、時々思い出しては読み
返します。大人になって読み返すと、また新しい発見が
あるんですよ。

二十年以上前の作品なのに未だに文庫で出版されている
ところに、作品の質の高さと根強い人気を感じます。
定価でもおすすめ。

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【2010/01/28 08:50】 | おすすめ/本・児童
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