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自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
16歳の奥様は、美しいけれどとんでもない粗忽者。
教えてやらなければ普通のことも何一つできない。
「紅茶を淹れてくれ」と言えば、やかんを火にかけた
まま砂糖を買いにでかけて家を燃やしかける。
と思いきや、奥様にはとんでもない特技があった
のです・・・!?

奇想天外な舞台設定と格調高い台詞、どことなく
懐かしい絵柄。大型新人・売野機子のデビュー・
コミックス!

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まだ発売前ですが、幸運にして雑誌掲載時に読んで
おりまして、既に大ファンです。新人のレベルじゃない
です。少女漫画の大御所が十年くらいかけて絵柄を
変えて再デビューしました、って言われたら納得する
ような雰囲気というか、堂々とした作品世界を持って
います。

何しろ台詞が良いのです。以下、お気に入りの台詞を
ハイライトふうに。

「点子はとりわけ 駆け上がるのが得意だった」

「うふふ 紙切れいっぱい…
 あなた ヤギ 口説きに来たの?」

「珍奇・奇天烈 絶滅危惧種 僕の点子」

「僕 この春風っての好きだな
 なんだか闇雲に ぼろんぼろんと花をつけてさ」

「父さんと母さん 空へ行ったのよ」

「あたし謝るわ…
 ずっと嘘っぱちのキレイなテーブル キレイな部屋」

「あああ点子 なんてこった!!!」

物語は後半急展開を見せ、これ以上ないほどの
ハッピーエンドに着地します。この完成度の高さは
新人のものとは思えません。

収録作品はまだ明かされていませんが、「自殺」
という短編もおそらく入るでしょう。これは自殺した
ミュージシャンとそのファンの少女の物語です。
少女が、自分がどんなにミュージシャンの音楽を
愛していたかを語るシーンの台詞、売野機子作品
の中で私が最も好きな台詞をご紹介して終わりに
します。

「…あたし、ビデオテープ 標準で録ったよ」

この情緒が分かるあなた、定価でも買いです。

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【2010/03/11 08:33】 | おすすめ/漫画
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