自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
コロッケ、きりたんぽ鍋、自家製麻婆豆腐にスペイン酢ダコ。
和洋中華、家庭料理から本格派民族料理に至るまで、
文壇一のコックが自分流のアレンジを加えてご紹介!

Amazon商品ページ

* * * * * * * * * * * * * * *

料理するのが好きな人、それもお店で食べたものを自分で
再現したり、高級料理をアレンジして安く美味しく作るのが
好きな方におすすめのレシピ本です。いや待ってください、
「俺食べるの大好きだけど食べる専門だからダメだね」と
あきらめないで!きっぱりと歯切れよく、それでいて料理の
味を生き生きと想像させる筆力、壇一雄なら当然ですが、
のおかげで、「食べる専門」の方にも、読んで美味しい一冊
となっています。やたらおなか減ると思いますけどね。

季節ごとにレシピが並んでいるのですが、感服するのが
「春の料理」「夏の料理」…という見出しにはなっておらず、
「春から夏へ」「夏から秋へ」…と料理が並べられている
ところ。そう、季節は常に移り変わっていますから、食卓も
季節をまたがっているのが普通ですよね。たとえば今の
時季なら、「鶏団子と椎茸と若竹の煮物」に「菜の花」か
「春菊」か「白菜」のお浸し、「春キャベツの浅漬け」なんて
よくある献立だと思うのですが、いかがでしょうか。
こういう細かいところで、著者が料理好きだというリアリティ
を感じます。

「壇流クッキング」というだけあって、レシピはどれも工夫が
凝らされており、それでいて特別難しい技術を必要としない
ように書かれています。例えば麻婆豆腐ならこんな感じ。

・豆腐を切る(この切り方にも秘密あり)
・調理用の油を調合。詳しくは書きませんが、タバスコが
 入ったり、パプリカが入ったり、○○があれば入れたり。
・ひき肉とみじん切りのニンニクに××をたっぷり振る。

長くなるのでここまでにしますが、「ひき肉とニンニク、
調味料を炒めたら、先にとろみをつけてから豆腐を入れ
混ぜる」なんてあたりも独創的で理にかなってます。

最近復刊されたようです。料理好き、美味いもの好き、
上手い文章好きなら定価でもぜひ。

Amazon商品ページ

ツイートボタンブログパーツ

【2010/03/22 08:46】 | おすすめ/本
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック