自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
目が覚めたら僕は不思議な島にいた。

大きな犬にも似た無邪気で残酷な青年。
熊のように鈍重で善良な男。
地面に耳をつけて自分の鼓動を聞く少女。
そして喋るカカシ・・・。

この物語に結末はあるのか?
夢のように不条理なストーリーが、流れるような
展開で思わぬところに着地する快感!
この小説を分類するとしたら、「オーデュボンの
祈り」というジャンルです。

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本当に、どう分類したらいいのかわからない
小説です。
ミステリー、ファンタジー、ラブストーリー、
サイコホラー、どれにもあてはまるしどれにも
あてはまらない。

芸のないやり方ですが、特徴を箇条書きして
みます。

○喋るカカシを筆頭に、どう判断したらいいのか
 わからないシュールな情景描写が続く。

○が、シーンが細かく分かれて回想を挟みながら
 テンポ良く進むので飽きずに読める。

○そして、最後にすべて合理的に解決される。

これ以上何も言えません。

「村上春樹の文体は嫌いじゃないんだけど、読み
終わると『だからなんなの?』って言いたくなるん
だよね」という方、トリックは凄いけど心が冷え冷えと
するようなミステリーには飽きた人におすすめします。
定価でも「買い」です。

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【2010/03/29 08:27】 | おすすめ/本
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