自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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古びた箪笥の中で、「彼女」はじっと待っていた。
誰かが「引い」てくれるのを・・・。

~「ひきだし」の向こうには異世界がある~
背筋の凍るような少年少女のひと夏を、圧倒的な
画力で描く正統派ホラー!一巻完結。

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綺麗なものはとことん綺麗に、醜いもの・汚いもの・
異形のものは見るのも怖いほどに描ける、圧倒的な
画力だけで、この漫画は読む価値ありです。加えて
絵に手触りがあります。腕に絡みつく長い髪の毛の
べっとりとした気持ち悪さや、がたつく引出しを開ける
ときの軋むような引っかかり、そういった肉体的な
不快感が、絵できっちり表現されているのです。
後半に出てくる人面蛙のぬめり感といったらもう、
触っただけで毒にやられて死にそうな気持ち悪さ。

ラストシーンでお話が綺麗に合理的に解決、しない、
ところも私は好きです。解決しない気持ち悪さこそが
ホラーの真骨頂だと思うんですよ。逆に、そういう
終わり方がダメな方にはおすすめできませんが。

ホラー好きなら絶対おすすめ。
初期の岩井志麻子が好きな方、
「黒い家」は映画派、という方なら定価でも買い。

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【2010/04/30 08:40】 | おすすめ/漫画
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