自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ださいもんぺをなんとか工夫して着てみたり、
国営結婚相談所にごり押ししてくるママゴンと戦ったり、
近所の子供を引き連れて大量買い出しに行ったり。

知られざる第二次世界大戦中のちょっとおかしな日本を
豊富な資料から描きだす抱腹絶倒のエッセイ。

Amazon商品ページ

* * * * * * * * * * * * * * *

「戦争を知らない子供たち」のさらに子供たち世代である
私なんかは、戦時下と言えば、食料不足、灯火管制、隣組
なんてイメージしかないわけですが。この本はそのイメージ
を見事にぶち壊してくれました。

特におすすめなのがもんぺの話し。もんぺは如何にして
標準服となったのかという歴史の流れも興味深いのですが、
とにもかくにも、当時の日本人も「もんぺかっこ悪い」って
いう認識だったんだな、と。「節約精神で着るんです」と
主張するおばさまがた、「おばさんがだらしなくもんぺを着る
から若い子に浸透しないんだ」と勝手なことを言うおじさま
がた、「都会の人が胸元にフリルだのつけて着るのはどうも」
なんて校則まがいのことを言いだす人たち、ま、要約すると
「もんぺってかっこ悪いけど決まりだから着なきゃね。
…でもかっこ悪いよね」おしゃれ心は戦時下でも消えません。

終盤に書いてある「実は日本人だいたい戦争に負けるの
知ってたんじゃない?」っていうコラムも興味深いです。

図書館で見つけたらぜひ。
こういうネタ好きな方は、中古で千円以下ならおすすめ。
って、どっちみち絶版なので中古でしか手に入らないん
ですが。

Amazon商品ページ

ツイートボタンブログパーツ

【2010/06/21 07:52】 | おすすめ/本
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。