自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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最近読んでる、「少女漫画なのにいいの!?やりすぎ
じゃない!?…いや、少女漫画だからこそいいのか!」
という漫画。

小村あゆみ「うそつきリリィ」
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女の子が好きすぎて、男の姿の自分に耐えられない
女装美少年・苑と、メンクイすぎて後先考えず苑と
付き合いはじめちゃった女の子・ひなたのラブコメ。
苑とバランスを取るためなのか、ひなたは男装し始め
るし、サブキャラもゲイだのバイだのロリコンだの、
非常にカオスなんですが、ジェンダーだの難しい問題
には踏み込まずドタバタに終始しているので、気楽に
読めます。
この手の話は第一話が一番面白くて以後失速していく
のが普通なのですが、まだまだ加速しているところが
すごいです。作者が自分で自分の作ったパターンを
どんどん壊していくところは、うすた京介っぽいかも。
毎回、展開が全く読めません。

仲野えみこ「帝の至宝」
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超有能な若い帝と平民の女の子の時代劇ラブロマンス、
なんですが、ヒロインが小学生にしか見えない18歳と
いうところがポイント。いや、ここをポイントにしなくても
話は成り立つはずなのに、なぜかポイントにされてます。
ヒロインと仲良しの帝をロリコン扱いして、お妃候補に
幼女を連れてくる臣下とか…そもそも少女漫画の台詞に
「ロリコン」だの「幼女」だの堂々と使うの、どうなん
だろう。
話の大きな流れは王道な展開なので、おかしな「幼女」
押しにも関わらず安定した面白さがあります。

ひかわきょうこ「お伽模様綾にしきふたたび」
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私は日本の古典が割と好きなので違和感なく読んで
いましたが、ふと気付くとこれも結構すごい話。
時空のはざまに落ちて行方不明になっていた育ての
父と、ほぼ同い年になって再会し、色々あって結婚
する、というのが前作「お伽もよう綾にしき」。なかなか
ぶっ飛んだ展開ですが、夫婦になったあとを描く今作
でも父子関係が微妙に継続していて、妻は無意識に
夫を「ととさま(父上)」と呼ぶし、夫もそんな妻に
戸惑いつつ明らかに父か兄のように接していたり。
本来恋愛ものでなく伝奇ものであり、またアクションが
少女漫画なのにしっかり描かれているので、二人の
関係性はあまりクローズアップされないのですが、
この先が気になるところです。

日本の漫画ってなんだかエグくなりすぎてる気がする
んですが、少女漫画のお約束をあくまで遵守した上で
そのエッセンスを取りこむと妙に面白い作品になるの
かな、と思います。
そんな傑作三作のご紹介でした。完結したら改めて
個別にご紹介するかもです。

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【2010/10/09 08:19】 | おすすめ/漫画
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