自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Amazon商品ページ

元・「東京少年」のボーカル・笹野みちるが、
レズビアンであることの告白本として書いた
エッセイ。

なのですが、レズビアンでない女性にも、また、
男性にも、よいヒントになる本だと思います。

書かれているのは、レズビアンのことではなく、
レズビアンに生まれついた笹野みちるという
一人の女性のごく個人的な話。世のレズビアン
の代弁ではなく、笹野みちる自身が楽に生きて
いくための、非常に主観的な告白。それは、
「レズビアンである私」の話ではなく、「京都の
政治家の娘に生まれ、女子校に入り、女の子と
付き合い、音楽に出合い、男の子とも付き合い、
芸能界デビューし、改めてレズビアンであること
を自覚した私」の話。

だから、そこに書かれていることは、「レズビアン
として生きること」に留まらず、「女として生きる
こと」、ひいては、「人間として生きること」、その
難しさ、素晴らしさの話なのです。しかも決して
押しつけがましくはなく、「私の場合はこうだった」
というスタンス。

私が一番共感した、というか、納得できたのは、
彼女が初めて付き合った男性の話です。彼女は
何かあれば話し合ってぶつかり合って解決して
行きたい。でも男性は「俺は守る存在、彼女は
守られる存在」という意識でいるから、話し合い
にすらならない。一番近い存在のはずなのに、
いつまでも向かい合うことすらできない。
ありますね、大いにあります。でもそれが問題に
なるかどうかも、組み合わせ次第ってところも
ありますよね。

賛成できるところもできないところも、読む人に
よってさまざまあると思いますが、生きづらさを
感じている人に少しだけほっとする時間をくれる
本だと思います。おすすめ。

Amazon商品ページ

ツイートボタンブログパーツ

【2010/11/15 08:05】 | おすすめ/本
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。