自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホラー、サスペンス、幻想小説、そして
『ジャンル分け不能』。
ホラー作家として知られる乙一の、
ホラーに留まらない短編集。

Amazon商品ページ

* * * * * * * * * * * *

文庫版です。赤い表紙の方です、お間違えなく。

後ろのほうに収録されている『陽だまりの詩』
を読むためだけにこの本を買う価値があります。

人類最後の一人を埋葬するために作られた
アンドロイドの少女。しかし『死』を『活動の停止』
としか認識できない彼女は、主人をきちんと埋葬
できるようになるために、主人の世話をして暮ら
しながら死について学ぶ日々を過ごし始めます。

青年と少女の静かな暮らしと二人を取り囲む
自然の美しさが、少女のアンドロイドらしくやや
堅い一人称で淡々と語られます。饒舌ではない
文体ですが、色や音の描写が効果的に使われ
ていて、各エピソードが印象に残るように工夫
されています。

そして、最後のどんでん返し。完全にやられま
した。どんでん返しがあるとすら思ってません
でした。

で、この作品、アニメ化されているそうで、巻末
に、絵コンテを担当した漫画家の古屋兎丸氏
との対談が収録されています。こちらも面白い
です。モーションキャプチャーの話が特に興味
深かったです。

というわけで、「乙一?なんか怖い話書く人で
しょ?ホラーとか苦手、ほんわかする話が
読みたい」という人にこそおすすめです。
とはいえ、ホラーやスプラッタも収録されて
ますので、充分注意して読んでください(笑)

Amazon商品ページ

ツイートボタンブログパーツ

【2010/11/21 08:28】 | おすすめ/本
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。