自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
童話作家が済む古い屋敷に忍び込んだ泥棒一味。
しかし、そのうちの一人(片桐仁)が作家(きたろう)に
見つかってしまうことから計画が狂いだす。

作家には編集者と勘違いされ、遅れてやってきた
編集者には作家と勘違いされ、勘違いが勘違いを
生むがんじがらめの状況の中、泥棒はなぜか童話を
書く羽目になってしまう!

2006年に上演された舞台を完全DVD化。

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シティボーイズ好きとラーメンズ好きは見逃すな!
きたろう、片桐仁、と聞いてファンが想像し期待する
まさにそのとおりの作品です。いや、それ以上の作品
です!濃いキャラクター、シュールな状況、言葉遊び、
パフォーマンスの面白さ、すべてが詰まっています!

きたろうがもう、ほんと自由で、とことん自由で、そして
上手い。やっぱ台詞が段違いに上手いです。
シティボーイズで大竹まことを翻弄するのとはまた
違った、ベテランの余裕で若い役者たちを転がしている
感じは、もはやセクシーの域ですらあります。

片桐仁が受けの芝居に徹しているのも見どころ。
ラーメンズで言うと「ATOM」の冒頭とか、「CLASSIC」の
バニーボーイネタのやつとか、「日本語教室」シリーズ
とか、受けに徹しているのににじみ出る変さと自由さ。
ラーメンズではある程度「変」を担当せざるをえません
が、この作品ではきたろうにとどまらず変な人が山ほど
出てくるので、それをたった一人で全力で受けとめて
いっぱいいっぱいで、それなのにやっぱりにじみ出る
唯一無二の変さと自由さ。

人の話を聞かないセールスマン役のムロツヨシも最高。
台詞の十倍くらいの意味を口調や表情や仕草に盛り
込んで、大盛り特盛りおなかいっぱい!な演技がたまり
ません。この人、ほんとに「アフタースクール」の甲斐役
の人だろうか…と思うくらい暑苦しくて濃い!

何を書いてもネタバレになるので書きませんが、ほんと
見て損はないです。

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