自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国のために人を殺めた時代に、人のために
国を殺めた領主がおりました。

そんなお伽話のような昔話。

Amazon商品ページ

* * * * * * * * * * * *

のほほん領主とのんびり姫のほんわか戦国
ラブコメディ。

っていう印象だったんですが、リアルタイムで
呼んでた頃の記憶では。
違いました。全然違いました。

まず領主、セオリー通りなら、時代に反して
人を決して殺さない、戦でも犠牲を出さない、
一対一でも峰打ちにする、とか。

時代らしくばっちり武闘派です。自分の手で
どんどん斬るし、味方も犠牲にする。
第一話で姫を喜ばせようと披露するのが、
敵の武将の生首、っていう。

それから姫、セオリーどおりなら、のんびり
してるけど知識や知能ではない「かしこさ」と
力や権力ではない「つよさ」で領主を助ける、
はずですが。

世間知らず、わがまま、体力なし精神力なし。
夫を助けるどころか邪魔することもしばしば、
助けようと頑張ってもまるで的外れ。(それが
たまたま、偶然、ほんのはずみで、夫を助け
たりしますが。)

序盤だけならまだしも、シリーズ終盤近くまで
こんな感じなのが、まあ人はそんなに簡単に
変わらないですからリアルっちゃリアルなん
ですけど少女漫画らしくない。それが変わる
のが子どもが生まれてからっていうのも、
リアルなんだけど、少女漫画らしくない。

で、姫の実の父親が攻めてきちゃったり、
気弱キャラな男の子がつるっと一夫多妻
しちゃったり、すみませんかなりネタバレ
しちゃってますけど、ネタバレせずに書け
ないのがこの漫画のよさ。

少女漫画らしくない要素をたくさん散りば
めて、この漫画が訴えているものは・・・
少女漫画らしくない大きなテーマです。
これはさすがにネタバレできません。
おすすめ。

Amazon商品ページ

ツイートボタンブログパーツ

トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。