自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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時給112,000円、七日間でざっと1800万円、各種ボーナスあり。
そんなアルバイトにさまざまな理由で応募してきた男女12人は、
地下の洋館に閉じ込められ、殺し合いと犯人当てのゲームに
放り込まれるのだった。

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軽い、圧倒的に軽いです。
深刻なシーンにも意図的に軽さを混ぜ込んであり、どんどん
人が死ぬのに新本格ほどにもつらさを感じずにつるつる読め
ます。感情移入して読むサスペンスではなく、思考実験を
楽しむミステリであり、軽さとスピード感を楽しむライトノベル
であり、「そういう展開で来たか!」と作者の意図を楽しむ
パスティーシュです。もちろんそうじゃないミステリもライト
ノベルもパスティーシュもありますけど、これはそうです。

人間ドラマはほぼゼロだけど、チェスの駒どころか箱入り娘
ゲームのブロックのような登場人物たちを頭の中であっちへ
やりこっちへ戻しして犯人を推理するのはかなり楽しかった
です。逆に、人間ドラマあったらつらくて読めないもの。

というわけで、「そういうのが読みたいんだよ!」っていう方に
おすすめです。「レイトン教授」より「おさわり探偵」が好きな
方ならさらに。

とは、言うものの。
追記にてちょっとネタバレ。

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関水の動機はもうちょっとはっきり書いてほしかった、
なんだかすっきりしない。映画では「子どもの難病の
治療のため」とちゃんと設定されてる、それなら、人を
殺してでも10億、ってとこにリアリティが出ますよね。

あと西野はサクラじゃなくて、<主人>の意図に反して
被害者ボーナス狙いで自殺、がよかったなー。好みの
問題ですけど。

暗鬼館内での行動は多少つじつまが合わなかったり
リアリティに欠けててもいいと思うんです、極限状態
だし。でも外から持ち込む部分に関してはもうちょっと
リアルを求めたかったな。

まあでも、楽しく読めたのでよいのです。


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関水の動機はもうちょっとはっきり書いてほしかった、
なんだかすっきりしない。映画では「子どもの難病の
治療のため」とちゃんと設定されてる、それなら、人を
殺してでも10億、ってとこにリアリティが出ますよね。

あと西野はサクラじゃなくて、<主人>の意図に反して
被害者ボーナス狙いで自殺、がよかったなー。好みの
問題ですけど。

暗鬼館内での行動は多少つじつまが合わなかったり
リアリティに欠けててもいいと思うんです、極限状態
だし。でも外から持ち込む部分に関してはもうちょっと
リアルを求めたかったな。

まあでも、楽しく読めたのでよいのです。

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