自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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観察力は一級、運転テクニックも一級、人を不愉快に
させるもの言いも一級。
「もうお父さんじゃない。貨物だ」
そう静香に言い放った霊柩車ドライバーは、しかし、
その類稀なる能力で、静香の父の死の真相を暴く…!

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葬儀屋でもなく、火葬場の人間でもなく、もちろん警察
でもない霊柩車ドライバー、この存在がまず面白い、
それに尽きます。実在の霊柩車ドライバーに取材して
散りばめられたうんちくとエピソードの数々はそれだけ
で相当に興味深いです。

加えて、エンタテイメント作品らしく、適度にさりげなく、
適度に分かりやすく張り巡らされた伏線。カーチェイス
はあくまで派手にスリリングに、アクションシーンは
ジャッキー・チェン並みに「その場にあるもので色々
やっちゃう」楽しさで、台詞の応酬は緊張感ありつつ
ややこしいとこ読み飛ばしてもついていけるお気楽さ。
あっという間に読めて「あーっ、面白かった!」と満足
できる手軽さ。

なんですけど、やっぱり人の死に関わる仕事が題材
だけに、テーマは丁寧に扱われていたりもして。

難点は、主人公が余りにもトヨエツなところかな(笑)
もう登場シーンから豊川悦司さん以外の姿が浮かび
ませんでした(笑)いや、難点とは違うんですけど。

とにかくおすすめです。

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