自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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ブログ書こうと思ってAmazon開いたら、うわっ、嬉しい!
これ、シリーズ第一弾なんだ!
主人公の阿南に、また別の作品で会えるんだ!

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大学時代に遭遇したある事件をきっかけに、退学して
警察官になった阿南。刑事になりたいという夢を抱え
ながらも、蛇の駆除や放置自転車の整頓といった雑務
に追われる日々だ。

ある日、管轄内で殺人事件が起き、遺体を発見した
阿南と相棒の警官は捜査に加わることとなる。初めは
夢中で事件を追う阿南だったが、近所で飼われていた
犬の行方不明事件、犬の飼い主の母親である美しい
女性、相棒の警官の不審な動き、さらには阿南の過去
までがぐるりと阿南を囲んで渦巻きはじめ…。

* * * * * * * * * * * * * * *

不器用で、杓子定規で、すねていて、周りを見下した
ところがあって、でも周りに対して卑屈なところもあって、
推理力と行動力は抜群だけど、肝心なところでちょっと
抜けていて、時々わーっと暴走して、暴走したあとは
ものすごく落ち込んで。

主人公として警官としてどうなのそのダメっぷり。
でもそこがいいんだなあ。

正直、事件の真相は、勘のいい人ならかなり早めに
気づくレベルだと思います。で、それを補完するために
クライマックスはどんでん返しを盛り込みすぎで、
リアリティ半減というか、2時間ドラマっぽいというか。

なんですけど、いいんです。
これは主人公のうじうじぐるぐるもやもやをもどかしく
楽しむ小説なので。

それと、周りの人物が良い。特に、威張り散らした
前山刑事と、人のすべてを見透かすような丸山係長、
この二人が物語が進むにつれて見せる別の顔が
たまりません。

伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」や村上春樹
「1Q84」が好きな方にはおすすめです。漫画だと
岩明均「寄生獣」が好きな方におすすめ、グロい
シーンはないですけど。

さ、阿南シリーズ第2弾を早く手に入れなくっちゃ!

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