自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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気がつけば、私は離婚して、四十歳で、そばには息子が
いて、そして愛人がいた。愛人には好きな女の子がいる。
それは私の元夫の…

複雑に絡み合った人間関係の中で起きた息子の失踪、
そして愛人の事故死。息子を探すことは、忌まわしい
過去へのダイブと同義であった。

長編サスペンス。

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江國香織のけだるくソフトフォーカスな空気もありつつ、
岩井志麻子のハイキーなエログロも盛り込まれていて、
宮部みゆきようなの現代のおとぎ話っぽさがあるんだけど
決定的に性悪説。
主人公が傷つきながらもがむしゃらに行動する感じは
桐野夏生っぽいかも。

というわけで、「本当は怖いグリム童話」桐野夏生風味、
と言ったら伝わるかな。
仕掛けの多い小説なので、あまりつっこんだことを
言えないのです。でも、おすすめです。

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