自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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iPhone、iPodTouch、iPadでしか読めないようですが…
それでもご紹介したい。

必要経費を差し引いたすべての収益を東日本大震災への
義捐金とする目的で発売されたWEB漫画です。
漫画家さんも全員ノーギャラで描いているそうです。
将来的には書籍化を目指したいけど、経費の面で今は
WEB漫画にしているとのこと。

でね、昨日読んだんですけど、ちゃんと面白いんですよ!
震災を直接扱った作品は少なくて、でも、「しんどい状況で
がんばる人」っていう大きなテーマでくくられてる感じは
します。雰囲気としては今のコミックビームにかなり近い
けど、もっと自由に描いてる感じ。

私が気に入ったのは、
「ミル」の手原和憲が描く「You'll never walk alone」、
「イムリ」の三宅乱丈が描く「うさぎのキモチ」、
あとやっぱとり・みきすごい!ずばぬけてる!!

「You'll never walk alone」は、東京の路線バスが舞台。
ブザーを押さなくても誰がどこで乗って降りるか分かってる
くらいの「いつもの面々」に、お国訛りの抜けない少女が
加わり、東京では大変生きづらそうな彼女を「いつもの面々」
がこっそり見守るというお話。少女の訛りは東北弁なのですが、
それはあんまり関係ない感じ。彼女に「がんばれ」と言いたくて、
でもなんだか違うような気がして言えなかったバスの運転手が
最後に選択する言葉が素敵です。

「うさぎのキモチ」は、野菜を食べられない女の子に「うさぎの
キモチになってごらん、不思議と野菜が甘いよ」と大人が教える
エピソードではじまって、彼女が大きくなるまでを描いた漫画。
ぱっと見普通のホームドラマのようなんですが、家族構成が、
大人たちの振る舞いが、…行間が多くて、濃くて、いくらでも
深読みできる作品です。うさぎや、ほかの動物のキモチになる
ときの女の子の描き方が、とっても漫画らしくて、ダイナミックで、
可愛らしくて、細やかで。

とり・みき作品は、もう、ただ読んでください。すごいから。
台詞のないコマを眺めてるだけで泣けてくる…。

10月、12月と、さらに無料で作品が追加される予定。
個人的には「そこをなんとか」「路地恋歌」の麻生みこと、
「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ、「本屋の森のあかり」の
磯谷友紀が楽しみです。

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