自主映画や小劇場を中心に活動する俳優・外山弥生の記録です。
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テーブルに積まれた札束が倍に増えた。
誰も手を触れてもいないのに。

人の心理をあざむく犯罪の数々を、寡黙な
刑事と、マジックだけを心の拠り所とする
孤独な天才少女マジシャンが次々と解決!
連続事件の果てに見えてくる全貌とは。

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エンタテイメントって何か、を熟知している
作家だけに、寡黙でデキる男と孤独で純粋な
少女の取り合わせで進む物語は、お約束が
過ぎる、というか、絵として完璧すぎる部分も
あり、好みが分かれそう。つまり、ハリウッド
娯楽大作を楽しめるかどうかってことですが。

なんですけど、マジックの常套手段の解説と、
それをどう詐欺犯罪に応用するか、そして
それを瞬時に見抜く少女マジシャンの頭脳
パート、彼女のアドバイスで事件を解決する
刑事のアクションパート、この波状攻撃的な
構成がなんとも小気味よくて楽しいのです。
マジック好きな方ならぜひおすすめしたい!

あと、ハードボイルドって、成人男性よりも
10代女性を主人公に据えたほうが馴染むもの
かもなーと思いました。正直、男目線で願望
入りまくったリアリティのないヒロインなのです
が、このお話の中では「アリ」なんです。

というわけで、好みは分かれますが、私は
楽しめた一冊でした。

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